2023.10.04

塾の授業時間と実際の時間割の例・授業時間の目安を解説

投稿日時:2023.10.04
最終更新日時:2024.04.05
お子様が通う塾選びは、1コマにかかる時間や開講時間、時間割などをチェックする必要があります。 遅くまで開いているところから自由にスケジュールを組んで学べるところなど、学校ごとに特徴が異なります。 学校ごとに細かい部分は異なりますが、授業時間や時間割の目安だけでも知っておきたいですよね。 この記事では、塾の授業時間や時間割、通塾の時間の目安について紹介していきます。通塾の計画を立てるときや塾選びの参考にしてください。

塾の授業時間

塾は個別・集団を問わず開講する時間帯に合わせて登校し、授業を受けて帰宅します。 スケジュールの組み方は個別指導と集団指導で異なるため、それぞれの段取りを確認しましょう。

個別指導

個別指導は生徒一人ひとりに合わせてカリキュラムを組むことができます。 部活や習い事がある場合はそちらを優先させるので、遅い時間帯からの授業開始が可能です。 万が一部活動やその他のイベントで欠席しても、別の日に振り替えられる場合が多く(塾に寄って異なります)安心して授業を受けに行くことができます。 個別指導は集団指導のように学校の授業に近づけたスタンスではなく、一人ひとりのやる気や向学心を重視します。 そのため、授業に参加しなければならないというプレッシャーが少なく、時間割や通塾時間が比較的自由に設定できるのです。 参考記事:お受験と習い事は両立可能?習い事のメリットも紹介

集団指導

少人数制・クラス制などの集団指導塾では、教科・科目・講義内容によって時間があらかじめ決まっており、個別に設定することはできません。 開講時間が動かせないため、生徒は塾での講義を優先することになります。部活動がある場合でも、居残りをせず早めに塾へ向かうなどの工夫が必要になるでしょう。 個別指導に比べて自由度が少なく、塾内テストの点数や目指す進路によってクラスのレベルが変動するといったプレッシャーがかかりますが、 隙のない授業によって自分自身を追い込み、周囲と切磋琢磨しながら実力を伸ばせるメリットがあります。 参考記事:塾選びでは「個別指導」と「集団指導」のどちらがいいかを解説

塾の時間割

ここからは、集団指導塾と個別指導塾それぞれの時間割をみていきましょう。 【集団指導塾に通う中学3年生Aさんの例】 部活中心の生活から受験モードに切り替えたAさんは、集団指導塾のカリキュラムに合わせて学んでいます。授業でわからなかったことなどは自習の時間をつくり、自主的に復習や質問の時間をとっています。
  月曜日  火曜日  水曜日  木曜日  金曜日  土曜日  日曜日 
09:00  学校  学校  学校  学校  学校  登校  登校 
10:00  授業  自習 
11:00 
12:00  昼休み  昼休み 
13:00  授業  授業 
14:00 
15:00  自習 
16:00  帰宅 
17:00  下校  下校  下校  下校  下校  フリータイム  自習 
18:00  自習  自習  自習  自習  自習  帰宅 
19:00  授業  授業  授業  自宅学習  フリータイム 
20:00  授業  授業  自宅学習 
21:00  自習  自習  自習 
22:00  帰宅  帰宅  帰宅  帰宅  帰宅 
【個別指導塾に通う中学3年生Bさんの例】 ※学校行事や部活動のため、17時を過ぎても学校に残っていることが多いBさん。 3年生の最後まで学校での活動に力を入れつつ、個別指導塾で複数のコマを連続で取るなど、学習に集中する時間を多めにとっています。
  月曜日  火曜日  水曜日  木曜日  金曜日  土曜日  日曜日 
09:00  学校  学校  学校  学校  学校  登校  登校 
10:00  個別指導  自習 
11:00 
12:00  個別指導 
13:00  自習 
14:00 
15:00  個別指導 
16:00  フリータイム 
17:00  下校  下校  下校  個別指導  個別指導 
18:00  個別指導  個別指導  自習  下校  下校 
19:00  個別指導  帰宅 
20:00  個別指導  個別指導  フリータイム  自宅学習 
21:00  帰宅  帰宅 
22:00  自習  自習  帰宅  帰宅  帰宅 

塾に通う時間帯

塾に通う時間帯については、幼稚園生や小学生などは午前中〜昼までが中心になります。夕方から夜は学校が終わる時間帯のため、中高生が中心に訪れます。 幼稚園から高校まで異なる年齢層を受け持つ塾では、通塾のタイミングが年齢によって異なり、授業の開始時刻にあわせて終了時刻も変動します。 18時以降の開始であれば、1コマを終えた段階で1時間以上が経過しているため、最短でも19時以降の帰宅時間になるでしょう。

塾からの帰りが遅くならないようにするための対処法

遅くまで勉強していると、どうしても帰りの時間が遅くなってしまうものです。しっかりと睡眠をとって休んでもらうためには、帰宅時間が遅くなりすぎないようにする必要があります。 4つの対処法をみていきましょう。

開始時間を早める

塾での時間割やスケジュールを組み立てる際に、学び始める時間をできるだけ早めるようにします。 19時以降から始めると帰りが21時、22時になってしまうので、17時や18時からスタートします。 自宅学習が苦手な子にとっても、一度家に戻らず学校から塾へ向かったほうが勉強に取り掛かりやすく、集中力を維持しやすいでしょう。

授業のコマ数を減らす

いくつもの授業を入れてしまうと、休憩時間や自習時間をとれないまま帰りの時間も遅くなってしまいます。 集団指導の塾では、気に複数の教科をこなして夜遅くに解散するケースがみられますが、コマ数を多くしたからといってすぐに理解度が上がるわけではないため、自宅でもしっかりと休めるようにコマ数を調整します。

授業後の質問や自習の時間に上限を設ける

授業後も勉強モードを維持して、つい質問や自習に時間を使ってしまう…というお子様は、やはり帰宅時間が押してしまうものです。 自習や質問をまったくしないわけにもいきませんが、お子様自身にあまり質問時間をかけすぎないように調整してもらったり、自習のみ土日などの空き時間を活用させたりといった工夫で、早めの帰宅を促してみてはいかがでしょうか。

塾まで迎えに行く

どうしても遅くなってしまう場合は、塾まで送り迎えをする方法もあります。 スクールバスがある場合は不要ですが、ほとんどの塾ではスクールバスを設けていないため、最終的な手段として親御さん自ら送迎を行うことも意識しておく必要があるでしょう。

塾を選ぶ際に確認しておきたい“時間”とは?

塾を選ぶ際に確認しておきたいポイントとして、「自習場所の利用時間」「土日祝日の開講時間」「季節講習の開始時間」が挙げられます。 それぞれの内容と確認したいポイントについてみていきましょう。

自習室や個室の利用可能時間

塾内にある自習室や個室は、予習・復習や授業内容のまとめなどに欠かせない場所です。 自宅で集中しづらいからという理由で自習室や個室を利用するケースも多くみられますが、開放時間は塾ごとに異なるため、事前に確認が必要です。 「365日開放しているが7時から21時まで」「開校日のみ開放しているが22時半まで」と、塾ごとのルールが適用になります。 遅くまで勉強したいお子様には遅くまで開放しているところを選びましょう。

土日や祝日の開講時間

忙しいお子様にとっての平日は学校生活が優先されるため、「平日の学校帰りに塾に行くのは辛い」「集中できないので土日・祝日のほうが良い」という場合があります。 塾選びのポイントとして、土日祝日も開講しているか・目的の講義が土日祝日でも受けられるかといった点をチェックしましょう。 塾によっては通常授業が平日の夜に行われ、土日祝日は補習やテストというように分けられているところもあります。 規模の小さな塾では土曜日のみ開講し、日曜日と祝日は休みになるところも多いため、希望する曜日に授業が受けられるかどうかを確認してください。

季節講習の開始時間

季節講習と呼ばれる、夏休み・冬休み・春休みなどの休暇中の講習については、普段の時間帯とは異なり午前中などの早い時間からスタートします。 個別指導では一人ひとりの都合に沿ってスケジューリングができますが、集団指導の塾ではクラスごとに開始時間が異なる場合もあります。 それぞれの塾やコースによって開始時間が変わることに注意が必要です。

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