立教小学校の受験対策

立教小学校の入試ではペーパーテストがありませんが、絵本の読み聞かせが行われます。そのため、普段から絵本の読み聞かせをおこなったり、プロジェクターに写された本の物語をしっかり聞いて内容を把握する力が必要となります。また物語を聞いて、内容や感想を自分で発表したりする自己表現力も身につけられるよう練習していきます。

パズルや積み木などの具体物を使いながら、その物の形や構成をとらえられる力も問われてきます。実際に物を使って自分の手で触って、頭だけでなく体を使って物事を理解する経験を重ねていきます。さらに口頭試問で「どうしてそうなったか？」を聞かれることもあるため、ペーパーも使いながらその回答の練習も繰り返していきます。

立教小学校の入試では、人とどのようにコミュニケーションをとっているのかも評価されます。そこで、普段から子供と先生との間で会話を重ね、きちんと大人とも接することができる力を身につけていきます。また、家庭内でも親子の会話を積極的に行ってもらうよう、親にも協力をしてもらいます。会話を多く行うことで、子供の語彙力や自分の気持ちを表現する力も育っていきます。

絵本の読み聞かせ問題のように、今自分が耳にした物語はどんな内容だったのかを、自分の言葉で表現する力が必要です。物語のストーリーを理解して内容をつかみ、さらにそれを相手に説明できる力が求められることになります。またその物語を聞いてどんなふうに感じたのか、物語の主人公はどんな気持ちだったのかなど、自分や登場人物の思いを表現することも大切。さらに、正しい言葉使いではきはきとしっかり答えられる姿勢も同時に養っていきます。

立教小学校ではペーパーテストはありませんが、物事が「なぜそうなるのか？」「なぜ、そのように考えたのか？」「なぜ、この答えが違うと思うのか？」など、「なぜ？」と聞かれたときにそれを言葉で説明することが求められます。そのためには、子供には常に「なぜそうなるのか？」を考え、それを発言する力をつけることが大切になってきます。ペーパーテストに丸を付けて終わりにするのではなく、その回答になった経緯について子供と会話するようにしていきます。

子供が正しい言葉を使えるか、どんな振る舞いをしているかも入試ではチェックされます。まわりの友達との協調性や、先生の指示に耳を貸して従うことができるか、ルールを守って行動できるかということも大切。そのような子供の言葉使いや行動は一日では身につけられないので、日頃からの生活態度の指導が必須です。AiQ（アイキュー）では、子供の普段の言動にも気を配り、立教小学校の生徒としてふさわしくなれるよう導きます。

希望していた立教小学校に合格できて、家族みんなで本当に嬉しい気持ちです。子供がAiQ（アイキュー）に通っているときはいつも「楽しかった」と答えていたので、子供にとっては勉強や受験といった難しいことではなく、楽しみながら好奇心が刺激される場だったのではないかと思っています。子供の成長も著しく、自然と自分を表現する力がついてきたようです。小学校に入学してからも、親子で一緒に学び続けたいですね。

AiQ（アイキュー）の先生は、他人と比べて優劣を判断するのではなく、その子供自身と対峙しながら成長を求めるという姿勢を感じられたので、とても信頼して子供を託すことができました。おかげで子供のいいところを伸ばしていただき、のびのびと成長しているように感じています。また、私たち親自身が未熟なこともあり、さまざまな相談に乗っていいただけたことで、勇気をもって受験に臨むことができました。親子ともども、感謝の気持ちでいっぱいです。

AiQ（アイキュー）での指導と併せて、家庭ではいただいたプリントなどの学習もすべて親子で一緒に取り組むようにしていました。息子は制作の授業が特に好きで、家でも同じようなものを作って遊んでいたので、そのような作業を繰り返し行うことで身についた力もあるのではないかと思っています。息子の長所を伸ばしていただきながら合格に導いてもらえたので、親にとっても子供の成長を感じられた貴重な時間となりました。