2025.03.14

小学校受験における面接対策〜大切なポイントやよくある失敗例について解説〜

投稿日時:2025.03.14
最終更新日時:2025.03.11

小学校受験では、ペーパーテスト、絵画制作、行動観察、体操などの考査だけでなく、「面接」も合否を左右する重要なステップになります。

面接では、お子さまの人柄やご家庭の教育方針といった学力以外の要素が重視される傾向され​、限られた時間の中でご家族さまの魅力をいかに伝えられるかどうかが大切です。

とはいえ、初めて親子で面接を受ける保護者の方にとって、不安も大きいことでしょう。

本記事では、小学校受験の面接対策として、親子面接・個別面接・グループ面接の形式の違い、想定される質問例とその対策、好印象を与えるポイント、よくある失敗例と回避策、そして面接当日の心構えまでを詳しく解説していきます。

実践的なアドバイスを交えていますので、ぜひ親子さまで準備を進める際の参考にしてください。

面接対策にあたっては、ご家庭での練習に加え、幼児教室や大きな会場での模擬面接などを活用するのも効果的です​。

それでは、面接の概要から順に見ていきましょう。

1. 面接の概要(親子面接、個別面接、グループ面接の違い)

小学校受験の面接には、学校によって形式にいくつかのパターンがあります。大きく分けると、親子面接(保護者と子どもが一緒に受ける面接)、個別面接(子どものみで受ける面接)、グループ面接(複数の家庭が同時に参加する面接)などが実施されています​

私立小学校の多くは親子面接の形式を採用し、国立小学校ではグループ面接が行われる傾向があります​

  • 親子面接:保護者と子どもが同席して行われる面接です。面接官は親子の関わり方や家庭の雰囲気に注目しており、たとえば子どもが受け答えしている間に親が落ち着いて見守れているか子どもが答えに詰まったときに親がどう対応するか子どもが親の顔色ばかり窺っていないかといった点をチェックしています​

子どもだけでなく親も評価の対象となるため、親子のコミュニケーションや日頃のしつけの様子がそのまま表れる場面と言えるでしょう​

親子面接は受験する家庭の大半が経験する形式ですので、親子で受け答えの練習を重ねておくことが大切です。

  • 個別面接子ども本人のみで行われる面接です。多くの場合、試験当日に行われる行動観察や筆記試験などと同じ日程の中で設定され、保護者とは別室で子どもだけが質問を受けます​

質問内容は、名前や年齢、住所、幼稚園名といった基本的なことから、普段好きな遊びお友達と何をして遊ぶか道徳観に関わる簡単な質問など多岐にわたります​

質問は3〜5問程度ですが、一つひとつの質問について深掘りされたり、答え方の様子(挨拶や言葉遣い、姿勢など)も見られる傾向があります​

親が同席しないことで、子どものありのままの姿や考える力を評価する狙いがあります。日頃から初対面の大人と受け答えする練習をしておくと、緊張せずに話しやすくなるでしょう。

  • グループ面接複数の家庭が一緒に受ける面接形式です。とくに国立小学校で採用されることが多く、他のご家庭と同じ空間で順番に質問に答えたり、保護者同士でディスカッションを求められたりする場合もあります。周囲に他の受験家庭がいることで緊張感が増したり、他の親御さんの発言につい影響を受けてしまうケースも見られます。しかし、周囲に流されず落ち着いて自分の考えを述べられる親御さんは好印象を与えます​

グループ面接では必要以上に他の受験者を意識せず、面接官との対話に集中することが大切です。

なお、学校によっては保護者のみの面接や、子どもの個別面接と親子面接を両方行うケースもあります​

志望校がどの形式を採用しているかを事前に調べ、対策の計画を立てましょう​

2. 具体的な質問例と対策

子どもへの質問例と対策

子どもによくある質問例≫

  • 「今日は誰とどうやってここまで来ましたか?」
  • 「お名前と年齢を教えてください。」
  • 「住所を教えてください。」
  • 「幼稚園(保育園)で一番好きな遊びは何ですか?」
  • 「お父さん・お母さんに叱られるのはどんなときですか?」
  • 「もしも、お友だちとけんかをしたらどうしますか?」

質問への対応ポイント≫:小学校受験のお子さまへの質問は、基本的な身の回りのことから日常生活、友人関係、物の考え方まで多岐にわたります。上記のような質問をされたときにハキハキと自分の言葉で答えられるよう、普段から身に付けておきましょう。例えば、名前や年齢、住所などはしっかり言えるようにしておくのは勿論のこと、「好きな遊び」や「けんかをしたとき」の質問には自分で考え、自分の言葉で答えることが大切です。単に模範解答を覚えさせるのではなく、お子さま自身のエピソードを交えて答えられるようにすると、面接官にもお子さまの個性が伝わります。また、質問に答える際には、きちんと挨拶をすること相手の目を見て話すこと、相手の話しを最後まで聞くといった基本的な姿勢も評価されます。​

保護者の方は、お子さまが答えている間は口を挟まず見守り、答え終わったら笑顔でうなずいてあげると良いでしょう。練習の際には、家族以外の大人(幼児教室の先生など)が質問者役になってみると、より本番に近い雰囲気に慣れることができます。

保護者への質問例と対策

保護者によくある質問例≫

  • 「本校を志望された理由をお聞かせください。」
  • 「お子さまの長所と短所を教えてください。」
  • 「お子さまの家庭での教育方針をお聞かせください。」
  • 「お子さまと普段どのように遊んだり、会話をしたりしていますか?」
  • 「お父様(お母様)はお仕事がお忙しい中で子育てにどう関わっていますか?」
  • 「最近の教育に関するニュースや気になる社会問題はありますか?」

質問への対応ポイント≫:保護者への質問では、志望動機家庭の教育方針お子さまの性格などが中心になります​

限られた質問数(2〜3問程度)であっても、回答に対して「なぜそう考えるのか」「具体的には?」といった深掘りが入るのが一般的です。​

ご両親で回答が食い違ったり、矛盾が生じたりすると評価が下がってしまうため​、事前にご両親でよく話し合い、回答の方向性を共有しておきましょう​。

質問に対しては結論を先に述べ、結論を支える具体的なエピソードや考えを簡潔に伝えるとわかりやすくなります。志望理由に学校の教育理念や特徴を織り交ぜる場合は、公式ホームページや学校案内を読み込み、また実際に学校説明会や見学などを通して、家庭の方針と重なる点を見つけ、整理しておくと説得力が増すでしょう。

また、面接官によっては、「どちらが答えるか」をあえて指定せずに質問し、ご両親のバランスを見ようとすることもあります​

その際は一呼吸おいて目配せし、どちらが話すかを決めてから回答し始めると、落ち着いた協調の取れた印象を与えられます。​

想定外の質問が来ても決して焦らず、わからないことは無理に取り繕おうとせず、正直に答える姿勢が大切です。「答えに詰まったらどうしよう…」と不安な方は、模擬面接などでプロ講師、専門家にアドバイスをもらいながら練習しておくと安心です。

3. 良い印象を与えるポイント(言葉遣い、服装、態度など)

面接では第一印象が非常に重要です。

ここでは、面接官に良い印象を与えるために押さえておきたいポイントを紹介します。

  • 身だしなみ(服装):面接当日の服装は、華美でないよう、シンプルに清潔感のあるものを心がけましょう。どんなに回答内容が立派でも、お子さまやご両親の身だしなみが適していない印象では、評価されません。​

かといって高級ブランドで固めれば良いわけではなく、フォーマルかつ謙虚で上品な服装が求められます​。

父親は、スーツ(紺色や黒の無地)、母親は紺や黒のスーツもしくはワンピースにジャケットなど、落ち着いた色合いで統一しましょう。スカートの場合は座ったときに膝が隠れる丈が目安です​。

お子さまも男女ともに紺や黒を基調としたフォーマルウェアが一般的で、通気性、動きやすさにも配慮します。華美なアクセサリーや過度な化粧、キャラクター物の持ち物などは避け、髪型も顔がよく見えるように整えておくと良いでしょう。清潔感きちんと感を意識した身だしなみが基本です。

  • 言葉遣い・挨拶:親子ともに丁寧な言葉遣いを心がけましょう。子どもは普段から「〜です」「〜ます」を使って答える練習をし、質問されたらまずはきちんと「はい」「○○です。○○です。」としっかり答える習慣をつけましょう。保護者も面接官に対しては敬語で受け答えし、適宜「ありがとうございます」「どうぞよろしくお願いいたします」などの挨拶を忘れずに伝えます。明るくハキハキとした声で話すことで、自信と誠実さが相手に伝わります。実際、言葉遣いや受け答え方が丁寧であることは面接官の評価を高めるポイントにもなります​。

特に入退室時の挨拶やお礼は、面接全体の印象を左右する大切な要素です。お子さまと事前にロールプレイをして、ノックの仕方やお辞儀のタイミング、「失礼します」「ありがとうございました」といった基本動作も確認しておきましょう。

  • 態度・表情:面接中の座り方や表情にも気を配りましょう。椅子には深く腰かけすぎず浅めに座り、背筋を伸ばして姿勢良く座ります。子どもは緊張すると下を向きがちなので、笑顔で相手の方を見るように声かけしてあげてください。親御さまも優しい表情で子どもの話に耳を傾ける姿勢が大切です。質問を聞くときはうなずき、回答中は子どもに視線を送りながら静かに見守ります。​

こうした所作から、親子の信頼関係や落ち着きが伝わります。また、面接官と目が合った際には微笑みかける余裕が持てるとベストです。緊張で表情が硬くなってしまうときは、背筋を伸ばして深呼吸するとリラックスできます。普段から鏡の前で話し方や姿勢の練習をし、客観的にチェックしておくと安心です。

  • 回答内容・話し方:質問への回答内容そのものも、できるだけ前向きで温かみのあるエピソードを交えて伝えられると良いでしょう。面接だからといって自分を大きく見せようと背伸びする必要はありません。仕事のようにプレゼンテーションじみた話し方をするより、たどたどしくてもお子さんへの愛情や志望校への共感が伝わる言葉の方が心に響くとされています​。

実際に、職業や肩書きを過度にアピールする発言はかえってマイナスに働く場合もあります​。

それよりも、「お子さまのこんなところを伸ばしてあげたい」「家庭で〇〇を大事にしてきたので、御校の教育方針に共感した」といったように、家庭ならではのエピソードを交え、温かさ志望校への率直な思いを言葉にするほうが好印象です。話す際は一方的になりすぎず、面接官の反応にも目を配りながら落ち着いた口調で伝えてください。面接官は回答の内容だけでなく、家庭の雰囲気人柄を総合的に感じ取ろうとしています​。

背伸びせず、家庭の良さが自然と伝わる受け答えを心がけましょう。

4. よくある失敗例とその回避方法

面接ではちょっとした対応の違いで評価を落としてしまうことがあります。ここでは、小学校受験の面接でありがちな失敗例とその防止策を解説します。

  • 失敗例1:子どもの回答に親が口を挟んでしまう
    ケース≫ 子どもが質問に答える途中で、親が先回りして答えてしまったり、横からヒントを出そうとしてしまうケースです。緊張で言葉に詰まった我が子を見て、思わず助け船を出したくなる気持ちはわかりますが、面接官から見るとマイナス評価につながります。実際、子どもが考え込んだ際に親が不必要に助言するとかえって印象を悪くしてしまうことが指摘されています。​

  • 回避方法≫ お子さまが考えている途中は、たとえ沈黙があっても見守る勇気を持ちましょう。子どもは頭をフル回転させて答えを探している最中かもしれません​。

親が焦って口出しせず、子ども自身の言葉で答えきれるように訓練しておくことが大切です。どうしても子どもが黙ってしまった場合でも、すぐに親が代わりに答えるのではなく、面接官に「少し緊張しているようですのでお時間いただけますでしょうか」と断って子どもに考えさせるなど、子ども主体で回答できるよう促しましょう。日頃から親子で Q&A 練習をする際にも、親御さんは聞き役に徹し、答え終わった後にフィードバックする習慣をつけておくと良いでしょう。

  • 失敗例2:夫婦で回答に一貫性がない
    ケース≫ 志望理由や家庭での教育方針についての質問で、父親と母親の回答が食い違ってしまうケースです。例えば「お子さんの長所・短所」を尋ねられたときに、父親と母親で挙げるポイントが全く異なっていたり、志望理由に対する熱量に差があるような場合、面接官は家庭内の意思疎通や教育方針の不一致を不安視します​。

実際に小学校受験では、母親任せで父親が学校情報をよく知らないまま面接に臨んでしまい、受け答えでボロが出てしまうケースも見られます​。
回避方法≫ 事前にご両親でよく話し合い、情報共有を徹底することが何よりの対策です。願書に書いた志望理由や家庭の方針はお互い熟読し、想定質問に対する答えも一緒に考えておきましょう。受験校の見学や説明会にも可能な限り両親で参加し、共通の理解を深めておくとベターです。当日は回答の順番などを臨機応変に調整しつつも、根本的な価値観やメッセージがブレないように意識してください。一方が答えている最中は、もう一方もうなずきながら話を補足できると、ご両親のチームワークが感じられて好印象です。

  • 失敗例3:アピールしすぎて空回りする
    ケース≫ 面接で良い印象を残そうとするあまり、必要以上にアピールを詰め込みすぎてしまうケースです。例えば質問に対して長々と話しすぎたり、お子さまの実績や自分達の経歴を過度に強調しすぎると、かえって押しつけがましい印象を与えかねません​。

特に、職業や資格など家庭のバックグラウンドを強調しすぎる発言は、「入学後に何かと学校に注文をつけてきそうだ」とネガティブに受け取られる可能性もあると指摘されています​。


回避方法≫ 面接はプレゼン大会ではないと心得ましょう。回答は質問の意図に沿って簡潔にしつつ、自分たちが伝えたい核心部分(家庭で大切にしていること、志望校への思いなど)はしっかり盛り込むというバランスが大事です。どうしても話が長くなってしまう方は、模擬面接で第三者から客観的な指摘を受けると良いでしょう​。

また、「これも伝えなきゃ」と盛り込みすぎず、本番では8割程度伝われば合格に必要な情報は伝わるくらいの気持ちで臨むと、適度に力が抜けて自然体で話しやすくなります。大事なのは、面接官に「このご家庭、このお子さまに本校に来てほしい」と感じてもらうことであり、そのためには謙虚さ誠実さも欠かせません。アピールと謙虚さのバランスを意識しましょう。

  • 失敗例4:緊張しすぎて言葉が出ない
    ケース≫ 親子ともに極度の緊張で頭が真っ白になってしまい、質問に対して沈黙してしまうケースも多くあります。特に親御さん自身が緊張で声が震えてしまったり、質問の意図を取り違えてしまうと、本来の良さを発揮できずにもったいない結果になります。子どもも雰囲気に呑まれて名前すら答えられなくなってしまうことがあります。
    回避方法≫ 緊張は誰にでも起こり得ますが、場慣れと準備である程度軽減できます。繰り返しになりますが、模擬面接などで本番さながらの練習を積んでおくことは緊張対策に非常に有効です​。

それでも当日ガチガチに緊張してしまったら、正直に打ち明けてしまうのも一つの方法です。「すみません、少し緊張しておりまして……」と笑顔で伝えれば、面接官もきっと理解を示してくれるでしょう​。

無言で固まってしまうのが一番良くないので、たとえ言葉が詰まっても何か発することが大切です。事前にご家族で「緊張したらこうしよう」と対策を決めておくのも安心材料のひとつです。例えば、深呼吸のサインを決めておいて合図を送り合う、軽く背中をさするなど、お子さまがリラックスできる方法を用意しておきましょう。

  • 失敗例5:気を抜いて余計な一言を発してしまう
    ケース≫ 面接室を出た後、つい気が緩んでしまい、学校内で不用意な発言をしてしまうケースです。たとえば控室で他の保護者と世間話の延長で「面接で〇〇を聞かれた」「他の学校の結果がどうだった」などと話してしまったり、廊下で子どもが「次はどの学校に行くんだっけ?」と大声で聞いてしまう、といった例があります。​

中には、校庭で父親が仕事の電話に出て大きな声で話してしまい、周囲を驚かせたという実例もあります​。

面接自体は終わっていても、こうした油断した言動が原因で不合格につながるケースが実際に報告されています​。


回避方法≫ 「家を出てから自宅に戻るまでが面接」という意識を持って行動しましょう​。

たとえ知り合いのご家庭に会ってたとしも、退出までは挨拶程度に留め、面接内容や他校の話題は絶対に口にしないことです。​

お子さまにも「学校の門を出るまでは静かにしていようね」と事前に伝えておくと安心です。携帯電話は校内では電源を切っておき、緊急の用件以外は出ないよう徹底しましょう。最後に控室を出るときや門を出るときにも、監督の先生に一礼してから退出するくらいの慎重さで丁度良いです。学校を離れるまで緊張感を持って行動することで、「うっかり失言」で評価を落とすリスクを防ぐことができます。

5. 面接当日の心構え(緊張を和らげる方法、面接本番のポイント)

最後に、面接当日に親子で心がけたいポイントをまとめます。十分準備をしてきたからこそ、当日は自信を持って臨みましょう。

  • 時間と持ち物に余裕をもって行動する:当日は受付時間より早めに会場に到着できるようスケジュールに余裕を持ちましょう。朝はバタバタせず、持ち物(受験票、上履き、筆記用具など)も前日までに準備しておくと安心です。余裕を持って会場入りすることで、落ち着いた気持ちで面接に臨めます。
  • 親子でリラックスできる工夫をする:緊張してしまうのは仕方ないことです。当日はお子さまに「大丈夫だよ。一緒に頑張ろうね」と笑顔で声をかけ、安心させてあげましょう。待合室では深呼吸を数回したり、軽く雑談したりして、できるだけリラックスを心がけます。親御さん自身が落ち着くことで、お子さまの緊張も和らぎます。どうしても不安が高まってしまうときは、「不安だよね、わかるよ」と気持ちに寄り添って声をかけてあげてください​。

親に心情を理解してもらえるだけで、お子さんは「分かってくれた」と安心できるものです​。

  • 普段通りの自分たちで臨む:面接本番では、「良く見せよう」と肩肘張るよりも、いつも通りの我が家らしさを出すことを意識しましょう​。

完璧な面接でなくても合格は出ます。学校側も自然体のご家庭に共感を覚えるものです​。

緊張はしていても笑顔を忘れずに、親子のありのままの良さを伝える気持ちでいれば十分です。万一想定外のことが起きても慌てず、落ち着いて対処すれば大丈夫です。先生方も長年多くの親子を見ていますから、多少のミスよりも全体としての雰囲気を重視して判断してくれます。

  • 最後まで気を抜かない:前項でも触れましたが、学校の門を出るまでは緊張感を保ちましょう​。

控室や廊下では周囲の会話が聞こえることもあります。他の受験生や保護者に話しかけられた場合も、愛想よく返しつつ深入りした話は避け、退出後に改めてお話しするようにします。「終わった!」という開放感はわかりますが、学校内では親子ともに節度を持った態度を崩さないようにしてください。

面接当日は誰しも緊張するものですが、これまでの準備と練習を信じて臨めばきっと大丈夫です。面接官に質問される一つひとつのやり取りを、親子で成長の機会にするくらいの前向きな気持ちで受け答えしてみてください。最後に、面接が終わった後はお子さまをしっかり褒めて労い、頑張ったことを一緒にねぎらいましょう。ご両親の笑顔とねぎらいの言葉は、お子さまにとって何よりのご褒美です。

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