武蔵中学校の受験対策
武蔵中学校対策のご紹介
武蔵中学校といえば、有名国公立・私立大学への進学実績がすばらしく、「男子御三家」のひとつとして有名な超難関校です。しかし進学校という堅い雰囲気はなく、制服がない自由な校風で知られ、生徒の自主性や自律性を伸ばす特徴があります。
武蔵中学校の入試内容
武蔵中学校の入試は、算数・国語・理科・社会の4教科。かなり特徴的な試験問題が出題され、算数のテストは一目で武蔵中学校のものとわかる内容で作られています。思考力や発想力のほか、思考過程をまとめる力などが求められます。
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POINT 01
算数は記述式の4問
武蔵中学校らしさが突出しているのが、算数のテストです。B4用紙1枚に大問1題が書かれ、合計で4枚、4題が出題されます。問題文以外の広く空いたスペースには、すべて手書きで解答を書き込む記述式スタイル。論理的に問題を解く力を見極める、武蔵中学校の姿勢が色濃く表れている試験内容です。出題内容は、「場合の数」「数の性質」「比と割合(相当算)」「速さ」など、毎年大きな変化はなくほぼ同じです。
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POINT 02
国語では記述式が4~6題
国語でも記述式問題がメインとなります。長文問題1題のみが出され、これに対して記述式
の問題が4~6題と、漢字の書き取りや説明文などの問題が出題されます。記述式の問題では、文字数に制限はなく、回答欄には枠もありません。出題される文章は、物語文のほか、随筆・論説文系なども取り上げられ、10年以上前に出題された同じ作品が取り上げられたこともあります。題材を1度読んで、その内容を把握する力、さらに質問に対して論理的に文章をまとめあげる力が試されます。 -
POINT 03
理科・社会でも記述式が出題
理科は大問が3~4つ出題され、グラフや文章などから資料を読み取る問題などが出題されます。さらに「おみやげ問題」と呼ばれる観察問題が出るのも、武蔵中学校のユニークな入試のひとつ。おみやげ問題では、試験会場で実物を実際に触らせたり観察させたりして、答えていきます。
社会では2000字近くある長文を読ませた上で、さまざまな質問に解答する形式です。理科も社会も記述式の問題が大きなウエイトを占めます。
武蔵中学校対策の特徴
自主性を重んじてユニークな教育方針を掲げる武蔵中学校では、他の難関校と比べて入試内容が大きく異なります。そこで武蔵中学校の入試内容にあわせた対策が必要となります。
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POINT 01
過去問演習で算数の対策
武蔵中学校の入試でポイントとなるのが算数です。そして算数の出題分野には毎年大きく変わることはなく、過去に出題された問題と似たタイプの内容が出題されることもあります。そのため過去問題を使って繰り返し演習を行うことが、とても効果的です。記述式の解答に慣れて基本的な力が身についてきたら、応用問題にもチャレンジして、さまざまな出題に対応できるよう対策していきます。また難易度の高い「調べ上げ」問題も出題されるので、類似問題を出題している他校の過去問も利用して「調べ上げ」問題対策も行います。
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POINT 02
要約する力を養う
武蔵中学校の国語の入試では、試験時間を考えると出題作品を読む時間は1度しかありません。1回読んで内容をきちんと把握すること、さらに本文中から適格なキーワードをピックアップして、それを使って論理的に文章としてまとめる力が必要です。そのためには、文章を読んで、そこから情報を拾い上げ、自分の文章としてまとめる練習が大切になります。この力が身についてくると、算数や理科などの他教科でも役立ちます。
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POINT 03
出題意図を把握する
武蔵中学校の理科の入試で名物となっているのが、「おみやげ問題」。出題されるモノの実物を受験生が持ち帰ってよいことから、このような名前で呼ばれています。過去には、ネジやチャック、紙などが配布され、それらを自分で動かしたり触ったりしながら、違いを見つけて記述します。ここで注意したいのは、何を目的として質問されているかということ。これを理解して、的外れのない解答を行うことが大切。記述する力はもちろん、文章を読み解く力も求められるため、さまざまな練習を通じてこのような力を身に着けていきます。
本部校 03-6910-0401
武蔵中学校の合格に導く秘訣
武蔵中学校の入試では、算数と国語の配点が大きく、しかも理科と社会では合格者と不合格者の間で点数に差がつきにくい特徴があります。そのため算数と国語の教科に特に重点をおいて対策を行うことが、合格へ導く鍵となります。
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SECRET 01
考えのプロセスを記述する力を養う
武蔵中学校の入試では、記述式の算数で点数に差をつけることがポイントとなります。算数では、途中式や計算式をただ並ぶだけではなく、どのような考えで計算式を立て、何を求めようとしていたか、そのプロセスをまとめる力が試されます。しかもその工程を、採点者にわかるように、図や言葉などを使って説明を付け加えることが大切。記述式なので正しい正解はありませんが、解答にたどりつくまでの工程を論理的に説明する力、発想力などを養っていきます。
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SECRET 02
要約力を育てる
ご紹介したとおり、武蔵中学校の国語の入試では、要約する力が大切です。またそれに加えて、作品の主人公の気持ちを読み取ることも求められます。登場人物の関係性を把握した上で、主人公の心情がどのように動いていったか、行間から読み取ることが必要。そして、それを自分の言葉として表現することが試されます。武蔵中学校の国語の記述問題では、多少の誤字はおおめに見てもらえる傾向があり、文字数に制限はありません。そのため漢字や文字数に気をとられず、自分の言葉でまとめる力を身に着けることがポイントとなります。
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SECRET 03
理科・社会で点数を落とさない
武蔵中学校の入試では、理科と社会に点数がつきにくいのですが、これは逆に言うと、理科と社会で点数を落としてしまうと、致命的になるということ。そのためにも理科と社会を軽視するのではなく、しっかり点数をとることが必要になります。理科と社会でも記述式のスタイルがメインとなり、図やグラフから情報を読み取る力、思考力、観察力のほかに、徹底的な記述対策も重要になります。
よくある質問
中学校受験対策に関して、よくある質問をまとめました。その他、気になることはお気軽にお問い合わせください。
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子どもが対策についていけるか不安
子どもの理解力や学習能力は、一人ひとり違うもの。じっくり考えながら力を伸ばしていく子どももいれば、理解するスピードが速い子どももいます。個別指導が基本のAiQ(アイキュー)では、それぞれの子どもの学習ペースにあわせてサポート。どんな子どもも持っている可能性を、引き出していきます。
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途中入会できる?
AiQ(アイキュー)は、マンツーマンの個別指導がベースです。そのため入会時期を問わず、子どもが学びたいと思ったときに、いつでも学習をスタートできます。小学校受験対策でも、志望校と子どもの学習力にあわせて、個別のプログラムを用意し指導を進めていきます。途中で志望校が変わっても、柔軟に対応します。
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一度話を聞くだけでも大丈夫?
もちろん大丈夫です。「どんな指導を行うのか?」「子どもが続けられるか心配」「どんな望校対策が行われているか?」など、小さな不安や疑問点などにも丁寧にお答えします。また無料体験も随時受け付けています。子どもが楽しく勉強を続けるために、いつでもお気軽にお問合せください。
武蔵中学校合格者の声
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合格者の声1
先生の教え通りに勉強、そして合格
2020年合格・男の子
武蔵中学校の入試は算数と国語が大切と聞きましたが、算数がとても苦手だったので最初は不安でした。でも先生がノートの使い方や書き方から丁寧に教えてくれて、その通りに勉強を続けていたら、どんどん色々な問題が解けるようになってきました。わからなかった問題を、僕がわかるまで教えてくれたし、わからなかったところをいつも質問して答えてくれたことで、合格できたと思っています。本当にありがとうございました。
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合格者の声2
伸び悩みを克服は、先生からの励まし
2020年合格・男の子
初めて武蔵中学校の過去問を見たとき、こういう問題を見たことがなかったので、とてもビックリしました。算数と国語の成績が伸び悩んだことがありましたが、アイキューの先生方がわからなかった部分を丁寧に教えてくれたので、少しずつ成績がアップしていきました。いつも「よく考えれば絶対できる」と先生に声をかけてもらったので、乗り越えられました。ぼくが武蔵中学校に合格できたのは、先生方のおかげだと思っています。ありがとうございました。
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