2025.01.17

[2025年最新版]幼稚園受験への準備〜幼稚園の選び方・幼児教室に通わせる時期を解説〜

投稿日時:2025.01.17
最終更新日時:2025.02.25

入園準備の基本

どんな家庭の子どもが通っているのか

有名私立幼稚園では「おじいちゃま」「おばあちゃま」「お父様」「お母様」「おにいちゃま」「おねえちゃま」と呼び合うご家庭が多く見られます。三代に渡って志望園から系列校の卒業生である家庭も多いものです。そのようなご家庭の場合、代々続く伝統行事があるとか、親戚やご近所との付き合いがきちんとしている、縦の人間関係がはっきりしているなど、幼いうちから肌で感じる環境があるので、子供もさまざまなことに気付き、身につくことが多いようです。しかし、この社会状況かでは母親もキャリアウーマンとして、仕事をもちご縁のない一般家庭でも、子どもを観察し、性質を見極め、日々丁寧な生活を送り、子どもを家庭生活に参加させ、楽しませながら自然と経験を積ませること、試験本番が特別な日ではなく、子どもにとって日常の延長になるように調整していくことができれば、良い結果を得ていかれるご家庭もあります。

2年保育か、3年保育か

一口に幼稚園受験と言っても、2年保育と3年保育があり、幼稚園によっては3年保育と2年保育に分けて2回募集するような幼稚園もあります。3年保育の場合、幼稚園に入園するのは3歳で迎える4月です。お試験は秋ごろ行われることが多いため、早生まれのお子さんの場合、2歳でお受験をすることになります。2年保育の場合、幼稚園に入園するのは4歳で迎える4月です。4月生まれのお子さんの場合は4歳半でお受験することになります。3歳に満たない子どもと4歳半のお子さまでは、できることにも、取れるコミュニケーションにも大きな開きがあります。お受験の内容も評価、基準もかなりの違いがあるといっていいでしょう。同じ学年のお子さんを同じ基準で評価してしまえば、合格できるお子さんは年度の初めの方に生まれたお子さんばかりになってしまうので、幼稚園受験では月齢による考慮が必ずあります。

3年保育ではまだ幼い部分があるのが当然で、母子分離ができなかったり、面接で正しく答えられなくても致命傷になりませんが、2年保育ではきちんと立って知育の質問に答えられたり、パズルを組み立てた後に、ちゃんと手で角を整えて試験官の先生にお示しするなどの細部に渡る完成度が求められます。3歳前後の子どもをお試験の形までもっていくのと、4歳前後の子どもをそれなりに完成させるのと、どちらが難しいかというのはそれぞれの親子によるでしょう。

有名私立幼稚園

3保 青山学院、東洋英和、日本女子大学付属豊明、白百合学園(45名)、成城、お茶の水女子大附属 

2保 雙葉小学校附属、田園調布雙葉小学校附属、学習院、暁星、白百合(15名)、東京学芸大学附属竹早など

幼稚園の選び方

幼稚園を受験させようと決まったものの、どの幼稚園を受験すればいいか悩む方も多いでしょう。青山学院や学習院のように大学までエスカレーター式に行ける幼稚園もあれば、雙葉学園系や白百合学園、東洋英和のように名門だけれども大学はついていないか、大半の生徒が大学は外に出てしまうという学校もあります。また、小学校はどこか別のところへ行かないといけないけれど、小学校受験に強いといわれる受験幼稚園として表される若葉会幼稚園等もあります。幼稚園を選ぶ際には、高校や大学までの学歴を、多かれ少なかれイメージして選択することになります。

そこで軽視しがちなのが、幼稚園の理念や教育方針です。一口にミッション系と言っても、ひたすらモンテッソーリの課題をする白百合学園もあれば、泥んこになって遊ぶことをよしとする田園調布雙葉学園のようなところもあります。そのまま高校まで上がった場合の名門大学への進学率を比べてしまいがちですが、幼少期にどのような環境で幼稚園生活を送らせるかということの大切さ、我が子との相性をぜひとも忘れないでいただきたいのです。

まずは自分の子どもの性質を、日々の接する中でより見抜き、我が子にあった幼稚園生活を送れる園はどこなのかという視点で考えてみましょう。そのために候補にいれている幼稚園の在園生の子どもを持つ親御さんの知り合いが複数いると一番良いですが、お知り合いが見つからない場合は、頼りになるのがお受験専門のお教室です。

名門幼稚園に在園する生徒さんのほとんどが、何らかの形で、お教室で学んだ経験があると言っていいでしょう。お教室はこどもをお試験に向けて教育してくれるというだけではなく、お受験のコンシェルジュのようなところです。お母様の知りたい情報をたくさん持っていますので、どこを受験してよいか分からないという方や、受験を考えている幼稚園が自分の子どもに合っているかどうか知りたい方は、うまく利用するといいでしょう。

知っておきたい学費のこと

 学費は各学校のホームページで公開されていますが、名門と呼ばれる幼稚園の中でも、実は学費に2倍くらいの開きがあります。また、学費とは別に寄付金がかかる園もあります。寄付金は下の子も入園させたい場合には心証がいいなどのメリットがあり、寄付した人の名前を発表するところもあります。強制ではありませんが、実際はたいていのご家庭で寄付金を払っているようです。また、男児と女児で学費に差があるのは、小学校にそのまま上がれるかどうかで違いが出て来ます。

幼児教室に通わせるのは1年か2年か

幼稚園受験をお考えの場合、幼児教室に通う時期は歩きはじめの1歳からが理想ですが、それまでのご家庭の環境によると思います。ある程度の躾が家庭ですでにできているのなら、また、家庭で身に付けられるという見通しがあるのなら、教室に行く意味は、情報の確保と集団考査への慣れ、願書や面接準備、模試などが中心になりますから半年でも間に合う例はあります。

しかし、第一子で、子育ての進め方がわからない、受験に則した内容を時間のロスなく伝えたい、というご家庭も多いと思います。一度ご家庭で身に付けていたことを教室の指導方法に合わせて訂正されることがあると子供も混乱します。また、なんでもそうですが、実際に行動する回数は多ければ多いほど身につき、慣れるものです。挨拶でも、マナーでも、ハンカチの使い方一つ取っても、日常の「当たり前のこと」にする必要があります。ご家庭のみでは、ご両親にも特異な分野・不得意な分野があると思いますので、バランス良く全ての考査内容を網羅して教えるのは難しいと思います。

どの子も能力は無限にあると思います。好きなこと・表現できる方法は一つでも多い方が良いのです。「すきのもの」「表現する手段」を見つけるためにも」、その子が楽しんで学ぶことができるなら、教室に通う時期は早い方が望ましいでしょう。

お受験教室は情報を持っているところ

幼稚園お受験の良きナビゲーターとなるのが、お受験専用のお教室です。

まず、理解していただきたいのは、お教室に週に1度や2度通っても、子どもを「親の理想形にする」ことはできません。子どもの個性はそのままです。では、お教室の一番の価値とは何でしょうか。それは、各名門幼稚園に入った生徒さんとお試験情報の蓄積と分析です。お教室を選ぶ際には、先ず多くの生徒さんを合格させているところを選びましょう。合格した生徒さんに関する情報量が多く、バリエーションに富んでいる方が絶対参考になります。個人で集められない情報を持っているところにお教室の価値があります。情報だけではありません。お教室の価値が最も表れるのは、出願から試験当日までです。

AIQでは、願書の添削、お写真のチェック、お試験でのマナーややっていいこと悪いことなどをきめ細かくお伝えします。特に願書の添削は、最重要事項です。願書の内容は合否に直結しますので、何度でも丁寧にチェックしていきます。幼稚園受験対策を全力投球で行っています。ぜひ、体験レッスンの申込みお待ちしております。

無料体験はこちらより

まずはここから!無料体験受付中
お電話でのお問い合わせ
tel-icon 市ヶ谷
本部校
03-6910-0401
対応時間 10:00-18:00